ジェットコースター部品落下 腐食見過ごしか

要約

 去年5月、栃木県那須町の遊園地・那須ハイランドパークで、ジェットコースターの車両を引き上げる金属製のチェーンが壊れて、長さ26センチ、重さおよそ1キロの部品が落下し、下にいた男性が頭を切るけがをした。この事故について、国の審議会の部会は、部品の腐食が点検で見過ごされ、壊れたと推定されるとする報告書をまとめ、国土交通省に対して定期検査の際の検査方法の基準を検討するよう求めた。

疑問

 大事故にもつながりかねないのに、どうして点検を怠ったのか。

考え・主張

 この事故では、部品の落下のみだったため、大きな事故にはならなかったが(といっても怪我人が出ている時点で問題だが)、もしジェットコースター自体がコースを外れ落下していたとしたら、乗客にまで被害が出る大惨事になっていたかもしれない。遊園地には当然多くの子供が来ている。そういった子たちが思い切って楽しむためには、安全点検は決して怠ってはいけないものであるはずだ。

その他

 特になし。