石巻3人殺傷 元少年の死刑確定へ 最高裁が上告棄却

要約

 宮城県石巻市で2010年に3人を殺傷したなどとして殺人罪などに問われた事件当時18歳の元少年(24)の上告審判決で、最高裁は16日、元少年の上告を棄却した。裁判員裁判で少年を死刑とした唯一の事件で、市民らが少年に対して死刑を選択した判決が初めて確定する。

疑問

 少年法は本当に必要なものなのか。

考え・主張

 今回の事件は、その凶悪さから元少年の死刑が確定することになったが、そもそも事件当時少年であったかどうかは死刑を決することの判断材料になるべきなのか、疑問である。少年であったとしても、人を殺すことは許されることではないし、将来に期待できるとも思い難い。もし、情状酌量の余地があるのであれば、大人と同じ判断基準で考えるべきだ。今回の死刑確定は今後の少年事件の審理に大きく影響しそうだ。

その他

 特になし。